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薬局としての役割を見てみよう

薬局の店舗での活動を患者さんが知ることはあまりないでしょうが、病院前の調剤薬局であれば、医師の診察を受けて診断結果から、最適なお薬を出してくれます。いわゆる、患者さん第一をモットーに、服薬指導まで担い、親身になれる対応を心がけてくれています。大きくいえば、地域医療の担い手です。患者さんにとって、今シーズンは春先から花粉や新型コロナウイルスなどによって、医療機関を受診できない状況であったり、患者さんでごった返しになっている状況です。薬局には、花粉の量が天候によりある予測ができるため、手書きのPOPで注意報を促しています。ウイルスが蔓延するのも寒い時期ですから、天気予報などを利用して対策を立てることもしてくれます。もちろん、アルコール消毒ができたり、水分補給できたり、対策は多岐にわたります。日常の生活同様に、医療施設側でもアレルギーの原因物質、ウイルスを極力入れないように取り組みを強化しています。もちろん、体に入ってくる場合もありますから、薬を上手に利用することを専門としていることで患者さんは安心して来院できるのではないでしょうか。薬に関してのみならず、症状に関して気になることがあるなら、医療人となる薬剤師などの出番で、何なりと相談ができます。また、薬局はグループ(チェーン店)でも展開されています。医療機関が連携プレーで患者さんを診るのと同じです。自分たちのみならず、社会貢献まで考えてもいます。また、在宅での活動も徐々に広がりを見せています。超高齢社会の問題もあるので、地域密着型であることは強みです。在宅医療もクローズアップされるようになり、薬剤のモニタリングや服薬援助はありがたみを感じる高齢者が沢山いらっしゃいます。もちろん、先にあげたように、チーム医療も担います。分業率が高いものの、医師や看護師との連携によって、患者さん第一が謳えるでしょう。時代の変化とともに進化している、今も前向きに挑戦し続けているようです。

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